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闘う言葉

MF 7 松本怜「ああいうミスが命取りになることをこの2試合でみんなが理解しなくては」

 

——試合内容がよくなかったが。

狙おうとしていたところが思っていた感じと違って少し上手く行かず、ちょっとモヤモヤしながら、回させられていた感じがあった。

——チーム全体でプレー精度が著しく低かった。断続的な風雨や芝なども影響したのか。

本当にもったいないミスが多かった。ただ、ボールタッチひとつ取ってもちょっと難しい部分はあったが、それでもリーグ最終節の締めでああいう入り方、戦い方はちょっともったいないなと思う。

——2試合連続で自ら試合が壊れるような失点の仕方をしている。ここから一発勝負に向けて。

本当にそこは隙を見せてはいけない。ああいうミスが命取りになることを、この2試合でみんなが理解して絶対にやらないようにしなくてはならない。プレーオフは負けても、引き分けても終わりなので、勝ちに行くサッカーを。自分たちは調子がいいときには点もガンガン取れるので、それをみんなでしっかりやっていかないとダメ。

ここまで来たら、どれだけJ1に上がりたいかという気持ちがカギになってくる。球際ひとつ、最後まで走り切るところも気持ちが後押しすると思うので、そこで負けないことがいちばん大事。あとは自分たちが1年間積み上げてきたことをブレずにみんなで合わせてやっていくこと。

——自身、J3から這い上がった経験のある身としては。

気持ちがすべてだと僕は思っている。いかにブレずにJ1に上がりたいという思いでプレーするか。命を懸けてやるしかない。気持ちが入っていれば最後に一歩伸びる、ゴールに押し込む、ゴールを割られそうなところで体を張ってクリアする。そういうところになってくると思う。ここから劇的に戦術的な質が高まるということもないだろうし、最後の精度が劇的に高まることもない。だからそこは気持ちでどうにか勝っていけば結果に結びついてくると思う。

 

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